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 ストレス原因の腹痛とは2 [体におこる症状]

■ ストレス原因の腹痛とは2

ストレスは、身体に悪影響をおよぼします。
全てがそうではないのですが、度がすぎたり長期に渡るストレスは気持ちを不安定にさせ、身体にとって悪いほうに傾くのです。より影響を受けやすいのがお腹ということで、今回は、過敏性腸症候群についてお話します。


・過敏性腸症候群

お腹が痛むに止まらず、下痢や便秘をも伴う症状が続くようなら、それは過敏性腸症候群かもしれません。
消化器内科を受診する患者のじつに半数ほどが、過敏性腸症候群だとも言われており、それだけ掛かりやすい症状であるということがわかります。

主として、大腸の運動や分泌機能の異常で起こる病気の総称をいいます。検査を行っても、炎症や潰瘍といった疾患は確認できないのですが、下痢や便秘、腹痛、腹部不快感、および、それらに関係した便通異常がおこります。症状は慢性的に持続し、治ったとおもっても再発性しやすい特徴があります。

ストレス状態が続いている人が、「通勤電車の中でお腹が痛くなり、駅のトイレに駆け込む」というのは典型的なケースです。

正常な胃腸は、消化された食べ物が腸を通過する段階で水分が吸収されていきます。過敏性腸症候群では、水分が十分に吸収されません。そのため、下痢の状態で排泄されてしまうというわけです。


・急性胃炎

胃腸に、急激な痛みやむかつきがおこるなら、それは急性胃炎かもしれません。
胃の表面の粘膜が炎症を起こしている状態で、症状が軽いのであれば、1・2食抜いて胃を休ませることで回復にむかいます。

原因は、アルコールやコーヒー、辛い食べ物の取りすぎなどといった飲食、時には薬の副作用などおこりますが、やはりストレスが引き金になることが多いようです。

急性胃炎では、上腹部の痛みや不快感、むかつきといった症状が多いですね。悪化すると医師の診察が必要になりますが、軽度であれば安静にすることで治ります。

症状の似ている他の胃痛と誤診断されることも珍しくありませんが、注意していたいのは痛む箇所が右下腹部に移った場合は、虫垂炎(盲腸)の可能性があります。

タグ:腹痛

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