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増えた「おなら」原因はストレス? [体におこる症状]


■ 増えた「おなら」原因はストレス?


下痢や便秘中のオナラは、数も臭いも困ってしまうほど増量しています。
消化器官の問題が左右すると同時に、食事からの影響も無視できません。

つまり 「 オナラ = 食べ物の影響 」 と信じていたのですが、どうやら、ストレスの影響も受けているようなのです。


   ↓  結論からいうとこうなります  ↓

 ストレスを抱えているとおならが増えて、ニオイも臭くなる。
   ( ついでに言えば、ワキガもひどくなる )


人前で、オナラをぷっぷ、ワキガをぷ~ん。
これは、人間の尊厳をその人の人格を疑われるほどの大問題に発展しかねません。
【急務】 ストレスを減らしておならを少なくする生活習慣を目指しましょう!


・ おならが多いのは、ストレスのせい

最初の問題に立ち返りましょう。ストレスが多いとおならも増えるのでしょうか。
本当だとすれば、なぜでしょうか。


おならは、胃腸をはじめとして膵臓や肝胆などに不調を抱えていると出やすくなるものです。内蔵の不調がモロに表現されるのですね。しかし、体に異常がないのにおならが増えてきた場合、「ストレス」が影響している可能性があります。

胃腸の働きを促すのは、「副交感神経」という、リラックス時に優位になる自律神経です(緊張時には「感神経」が優位になります)。ストレスが多くなると、この神経が適切に働かなくなります。胃腸の働きが悪くなって消化の活動も鈍って、腸の中にガスがたまりやすくなってしまうのです。

それとは別に、ストレスが多いときにはイライラしているせいでしょうか、あまりよく噛まずに早食いすることも多くなっているものです。「30回噛め」といいますが、普段そこまでする人はあまりいないでしょう。ただでも理想の咀嚼数より少ないのに、ストレス中はさらに回数が減ります。食べ物を早食いしてよく噛み砕かれないまま食べ物が胃に送られると、胃腸の負担はますます増えます。腸内環境が悪化して、よりさらに、ガスがたまりやすい状態になってしまいます。



・おならをガマン。それもストレスに

恥ずかしいオナラ。しょせん空気なのだから、ガマンして出さなければよさそうに思えます。お腹の中にガスがたまっても、「おなら体操」のようにかわいく人前でプップッと出すわけにもいかない現実もあります。そこで、人前では、お尻の穴にぐっと力を入れて、ガマンしてしまうものです。ですがそれは悪手。決して良いことではありません。

おならを気にしすぎて、人前に出るのを恐怖に感じる人もいます。なかには、「もしここでおならが出たらどうしよう」と不安になったり、おならをして笑われた人を見て「自分も同じ目にあうんじゃないか」と取り越し苦労をする人もいます。実際に人前でおならをしてしまったことで、恥ずかしさから対人恐怖になってしまう人もいるかもしれません。

このような、おならを恐れて極度の不安を抱えてしまうことを「ガス・おなら恐怖症」といいます。やっかいなのはストレスを呼ぶこと、おならを気にし始めるとそれがストレスとなり、さらにガスがたまりやすくなってしまう悪循環が待ってます。

こうしたことを踏まえて、おならが気になり始めたら生活習慣の見直しやストレスの解消を心がけることが大切になります。



■ オナラがでる症状

ストレスに焦点をあててきましたが、もちろん、オナラがでる、出やすい理由や病気はそればかりではありません。


 呑気(どんき)症
 気づかないうちに大量の空気を飲み込んでしまい、飲み込んだ空気が胃腸に溜まることで、腹部膨満感が起こったり、げっぷ、しゃっくり、おならがよく出るよう症状です。早食いや一気飲み、口呼吸のくせのある人、炭酸飲料が好きな人に多くみられます。ほかにも、「神経質な性格の人」にも多いとされてます。

 慢性胃炎
 日本人の多い胃炎。その原因の約8割はピロリ菌の感染によるものと言われてますが、その他にも、非ステロイド性抗炎症薬の副作用(それに慢性的なストレス)なども原因になると考えられています。胃の粘膜が弱まって炎症が繰り返され、治りにくくなっている状態といえます。胃の機能が低下するために、おならが増えます。
 それだけでなく、突然胃痛や吐き気が起こります。たいていのけーすでは、膨満感、胃もたれ、胃痛、胸やけ、吐き気、げっぷなどの症状が慢性的に繰り返されるもので、酷くなるとやがて胃潰瘍へと進行することもあります。

 大腸がん
 初期の段階、ほとんどの場合は、血便が出るくらいで、ほとんど自覚症状がありません。その血便も検査を受けないとわからないくらい。症状が進行すると大腸が狭くなり、がんこな便秘がおこってと、「弱い音のおなら」が出るようになります。さらには腹部にしこりを感じたり、便が細くなったり、下痢、腹痛などの症状があらわれることがあります。


 過敏性腸症候群
 意外と知られてないのが、この「過敏性腸症候群」です。精神的ストレスや情緒不安定などが原因となって、腸のぜん動運動に異常が起こり、お腹の痛みをともなう慢性的な下痢や便秘などを引き起こします。症状はかなり複雑で、ときには下痢と便秘が交互に起こったり、何週間も下痢が続いたり、一時的に治まり、その後再発するという現象を繰り返すこともあります。腸内の環境が大きく乱れるために、腸にガスが溜まって、お腹がゴロゴロと鳴ったりおならが多く出るようになります。


■ 日常生活でもできる予防法

たかがオナラ、されどオナラ。回数が多かったりやたらと臭かったりと、いつもとは違った風な違和感を感じたなら、対処法や予防法を試してみましょう


1 肉類の食べすぎを避ける

 臭いの強い食べ物を控えましょう。肉類だけでなく、にんにくなどの臭いのきつい食べ物は、おならの臭いを強くする大きな要因です。食べすぎは控え、できれば回数も減らしましょう。また、おならの臭い対策としては、ヨーグルトも有効とされます。注目されている善玉悪玉菌の「腸内フローラ」のバランスを整えることも効果的です。

2 便秘になりにくい生活習慣を心がける

 便秘を予防するために、どういったことをすればいいのか。すでにわかっていることがあります。

 1 便意を我慢しない
 2 水分を補給する
 3 適度な運動を行う
 4 食物繊維を積極的にとる


 こういったと習慣を心がけることで、オナラもお腹の不調も遠のきます。

 運動は継続がたいせつです。1日10~15分のウォーキングでもいいし、水平足踏みを左右30回ずつでもいい。軽いものであっても毎日行うことが肝心です。健康な排便を促すのに欠かせないのは食物繊維です。ごぼう、さつまいも、じゃがいも、納豆などに多く含まれています。また、毎日ヨーグルトや乳酸飲料は便秘の予防としても有効といわれます。バナナやはちみつなどのオリゴ糖をとることも効果的ですね。

3 ストレスを溜めない

 ストレスからオナラがでるのですから、溜まったストレスはキレイに流してしまいましょう。平日は家に帰ったら好きな音楽やテレビ、お風呂でリラックスし、休みの日にはスポーツや趣味に没頭するなど、実生活から遠目のかけ離れた行為に集中してみましょう。心身のリフレッシュによって、ストレスを改善することができます。


ドラッグストアにある、便秘薬なども有効に活用しましょう。漢方薬も胃腸の調子を整えるのに効果的です。

それでもどうしても、おならが多すぎて困るようならば、内科で腸の状態を詳しく検査してみましょう異常が見つからず不安感も強いようなら、心療内科や精神科で、心理療法などを受けてみることも一案です。



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 ストレス原因の腹痛とは2 [体におこる症状]

■ ストレス原因の腹痛とは2

ストレスは、身体に悪影響をおよぼします。
全てがそうではないのですが、度がすぎたり長期に渡るストレスは気持ちを不安定にさせ、身体にとって悪いほうに傾くのです。より影響を受けやすいのがお腹ということで、今回は、過敏性腸症候群についてお話します。


・過敏性腸症候群

お腹が痛むに止まらず、下痢や便秘をも伴う症状が続くようなら、それは過敏性腸症候群かもしれません。
消化器内科を受診する患者のじつに半数ほどが、過敏性腸症候群だとも言われており、それだけ掛かりやすい症状であるということがわかります。

主として、大腸の運動や分泌機能の異常で起こる病気の総称をいいます。検査を行っても、炎症や潰瘍といった疾患は確認できないのですが、下痢や便秘、腹痛、腹部不快感、および、それらに関係した便通異常がおこります。症状は慢性的に持続し、治ったとおもっても再発性しやすい特徴があります。

ストレス状態が続いている人が、「通勤電車の中でお腹が痛くなり、駅のトイレに駆け込む」というのは典型的なケースです。

正常な胃腸は、消化された食べ物が腸を通過する段階で水分が吸収されていきます。過敏性腸症候群では、水分が十分に吸収されません。そのため、下痢の状態で排泄されてしまうというわけです。


・急性胃炎

胃腸に、急激な痛みやむかつきがおこるなら、それは急性胃炎かもしれません。
胃の表面の粘膜が炎症を起こしている状態で、症状が軽いのであれば、1・2食抜いて胃を休ませることで回復にむかいます。

原因は、アルコールやコーヒー、辛い食べ物の取りすぎなどといった飲食、時には薬の副作用などおこりますが、やはりストレスが引き金になることが多いようです。

急性胃炎では、上腹部の痛みや不快感、むかつきといった症状が多いですね。悪化すると医師の診察が必要になりますが、軽度であれば安静にすることで治ります。

症状の似ている他の胃痛と誤診断されることも珍しくありませんが、注意していたいのは痛む箇所が右下腹部に移った場合は、虫垂炎(盲腸)の可能性があります。

タグ:腹痛

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